2月に入り、京都も一段と寒さが厳しくなり雪がちらつく日も多くなりました。
プリンスホテルから見える比叡山も白くお化粧していてとっても綺麗です。そんな中でも少しずつ春を迎える準備が始まっています。
これからは早春告げる梅の花が咲き、そして来月には雛祭りとなります。
そこで今回は、梅とお雛様に関するイベントをご紹介したいと思います。
昨年のブログ(2011、1/19)で節分祭のご案内をした北野天満宮は、梅の名所として知られています。
境内には50種約1500本以上の梅の木があり、満開の頃には芳春な香りに包まれます。
こちらの梅苑が2月上旬から特別公開されます。
そして北野天満宮の御祭神、菅原道真公の祥月命日である2月25日には、梅花祭がおこなわれ天神市とあわせて境内は大勢の人で賑わいます。
*梅苑公開
2/10〜3月中〜下旬位まで(状況により閉苑されますので詳しくはお問合わせ下さい)
10〜16時まで
入苑600円(茶菓子付)
*梅花祭
2/25 10時〜
茶会10〜15時
野点拝服1500円
北野天満宮
075‐461‐0005
場所は2011、1/19ブログにてご確認下さい。
続きまして、この北野天満宮から今小路通を西へ進み、西大路通いっぽん手前の通りを北へ5分くらいの場所にある平野の家、わざ永々楝では『桃花の節−ひいな遊び−』と題し春季特別展が公開されます。
時代雛、古今雛、御所人形と雛さま達の饗宴の始まりです。
お雛様といえば、京都では雛人形は向かって右が男雛、左が女雛と他の地方とは反対に飾られます。これは南向きの御所では左方向が上位とされる天皇家の並び方にならっての古来からの風習によるものだそうです。古いしきたりを重んじる京都ならではですね!
そして 大正ロマン漂う風情あるこちらの建物は、大正から昭和にかけて活躍した画家の山下竹斎の邸宅兼アトリエとして使われていたものだそうです。
イベントがない時は閉まっているので建物の見学をされたい方は、事前に予約をすれば1000円抹茶、菓子付きでゆっくりご覧頂けます。
*桃花の節 ひいな遊び
2/25〜3/31
10〜17時(入館受付は16:30まで)
(月)休館
入館料 1000円
(茶菓子付入館料は2000円)
わざ 永々楝
075‐462‐0014
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